たのしい水彩画&水彩イラスト教室 岐阜・愛知・三重

「みなさんと描きたいもの、いっぱいあります」わたしたちの水彩教室&水彩のたのしさについてあれこれ。Airyがお届けします!

それを超えるには、 どれだけの瞬発力が必要になるのだろう

こんにちは!
よくわかる水彩画&水彩イラスト教室(岐阜・愛知・三重)のAiryです。
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「瞬発力」について考えることがあります。

ここでいう「瞬発力」は
一般な意味ではなく、わたしたち独自の言いまわしなのですが、
イメージとしては次のような感じです。

 

瞬発力 

たとえば、オリジナルキャラクター、オリジナルシチュエーションで
絵を描くとします。

最初のうちは、ぽんぽんとアイデアの出る人も
ある程度描いていくと、だんだんとネタを出すのが苦しくなってきます。

そう、ネタがなくなってくるわけですね。

そうなってくると、オリジナルにこだわる人ほど大変です。

同じネタは使えない、発想をとばさなくちゃ、ひねらなくちゃ。
何か違ったこと、変わったことをしなくちゃ……。

これがずっと続いていくのです。


そのうちに、ちょっとやそっとの思いつきでは
なかなか「これ」というものが出なくなっていきます。

だって、今まででもかなりのアイデアを出しているのに、
さらにその上をいこうとするわけですからね。

ハードルがあがりきってしまっているのです。
なんとか超えても、次はもっと高くなっている。

それを超えるには、
どれだけの瞬発力が必要になるのだろうという話です。

 

土台と割り切り 

新しいものを生み出し続けていくというのは、
なかなか大変なことで、負担も大きかったりします。

乱暴な言葉でいえば、つくる側が
「疲弊していく」「消耗していく」そんな感覚もあります。

そうなってしまうと、土台自体が弱っているわけですから
瞬発力、それも自分史上最大のハードルを超える瞬発力を
発揮するには厳しい状況になる。

……きっと同じネタを使ったっていいんです。
でも、それをやると「使いまわし」「手抜き」「ネタ切れ」という
気がしてしまい、なかなか思い切れなかったりします。

 

違う方向  

このことは、わたしたちが水彩をはじめるようになってから
特に感じるようになりました。

力の入れどころが違うといえばそうですが、
静物画、風景画などの場合は「そこにあるもの」を描くわけですから
上に挙げたようなことがありません。

モノを探せばいい、並べればいい、場所を探せばいい。
ぶっちゃけた話、なんでも絵になる可能性があります。

おっと、これ、「何も考えずにできる」という意味ではありません。
むしろ、描いているときには頭をフル回転しています。

ですが「瞬発力・消耗・疲弊」を伴う
頭の使い方じゃないよということです。

どっちがいいというわけではありません。

ですが、ずっと気楽にやれて、ネタ切れしにくくて、たのしみ続けられる。
この点はすごくいいなあと思えるのです。

 

みなさんと描きたいもの、いっぱいあります。

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【この記事を書いたひと】
Suisai Tribute Team (ryota&midori/Airy)

岐阜県大垣市
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